毎日遊んでいるゲームで、ゲームクリア以外の目標を立てることがあります。とくに対戦ゲームは自分なりに課題を立てて、それをクリアしていくとモチベーションを高めることができると感じております。
しかし、自分の立てる目標が高すぎてしまった場合、その課題をクリアできない自分を卑下してしまって、課題が重りとなり逆にモチベーションを損なう場合もあります。
高い目標は自分の首をしめる
例えばいつも格闘ゲームの対戦成績が伸びないからといって、いきなり対戦で10連勝するという課題を立て、その課題に固執するがあまり卑怯な手を使ってみたり、自分の本意ではない戦い方をしてしまうと例え目標を達成したとしても自分に嫌気が差してしまうことになります。
また、卑怯な手を使っても目標を達成できなかった日には、益々自分の腕が信じられなくなり、自分が情けなくなってしまうこともあります。そんな状況では楽しむためのはずのゲームが全く楽しめなくなってしまいます。
ソロプレイのゲームであっても縛りプレイなどをする高すぎる目標を立てると、適度な縛りなら心地良かったものが、縛りが重すぎて逆にモチベーションが無くなることもあります。
私もSEKIROで初期ステータスのみ(道具とかスキルは使わない)でクリアを目指しておりましたが、後半になるにつれ攻撃を与えても敵の体力が数ドットしか削れなくなり、かなりモチベーションが下がっていきました。なんとか梟が攻め込んでくるところまで進行しましたが、梟の体力が削れず涙目で停滞しております。
せめて攻め力のアップくらいは解放しても良いかな・・・と思いますが、ココまできて解放してしまうのも勿体無くなってしまい、結局悩みに悩んでいるだけで、若干放置気味になっております。
対戦ゲームでもソロプレイゲームでも、高すぎる目標は逆に自分の首を絞めているだけになると思えました。
適度な目標を定める
対戦ゲームであれば『苦手な攻撃(コンボ等)を回避または防御をなるべくできるようにする』というアバウトな目標を立てるぐらいが丁度良いとおもいます。コレができれば、対戦で勝っても負けても、苦手を少しでも克服できたということで達成感と満足感を得られると感じます。
そして、ソロプレイの縛りプレイなどは、いきなり敷居を上げずに段階を踏んで縛りを上げていくほうが良いと思えました。ただSEKIROは道具もスキルも使ってしまうとハメ技が使えてしまうので、自分の実力だけで敵を倒すと考えると、攻め力はアリでも良いかもしれません。数珠はアリにしてしまうと若干緩くなると思えます。
もし、そんな状況でクリアできたら、次に縛りをきつくして、更に『更なる困難』をプラスするとか『鐘鬼』もつけてみるとかしたら良いかもしれません。
やはり、いきなり敷居を上げると達成できればモチベーションも達成意欲も満たすことができますが、失敗した際には諸刃の剣になることだけは覚えておきたいと感じました。
ゲームは息抜き
私は高難易度ゲーム好きではありますが、それはクリアした後に得ることができる達成感と満足感でストレスが解消されるからです。しかし、高すぎる目標を設定してしまうと達成感と満足感を得ることもかなわず、あまつさえストレスまで溜めてしまっては本末転倒です。
高い目標を目指すのも良いのですが、できるだけ適度な目標を立てて、向上心を持ちつつもゲームを楽しめていけたらと思います。基本ソロプレイなのでそんな目標を立てることは無いと思いますが、人を巻き込んでしまうような目標を立てることもしないようにしたいと思います。
最近格闘ゲームとSEKIROにハマっており、自分を過信しすぎて高すぎる目標を立てて達成感と満足感ではなく挫折感と焦燥感と義務感ばかりを得てしまっている気がするので、一度原点に返ってゲームを楽しむスタイルを変更していきたいと感じました。